RAIDの管理

WD Drive Utilitiesヘルプ

RAID構成の管理

RAID対応WDデュアルドライブストレージデバイスは工場出荷時に、スピード優先/最大容量のRAID 0(ストライピング)が設定されています。WD Drive Utilities™ソフトウェアを使用して、デバイスのステータスを確認し、デバイスを以下のいずれかに再構成できます。

 

デバイスステータスをチェックする

WD Drive Utilitiesソフトウェアは、デバイス構成に関するステータスを表示します。

デバイスステータスをチェックするには:

  1. コンピュータに複数のサポートデバイスを接続している場合は、ステータスを確認したいRAID対応WDデュアルドライブストレージデバイスを選択します。
  2. [RAIDの管理]>[RAIDのステータス]をクリックします。
  3. 選択したデバイスのモデルに応じて、[ステータス]画面に以下の情報が表示されます。

    注:RAID対応My Bookデバイスのステータス表示画面では、「ドライブA」と「ドライブ1」のステータスは、デバイス筐体の左(正面から見て)スロットに取り付けられているドライブを示し、「ドライブB」と「ドライブ2」のステータスは、ドライブに貼付されている実際のラベルに関係なく、デバイス筐体の右(正面から見て)スロットに取り付けられているドライブを示しています。

デバイス構成を変更する

注意!デバイス構成の変更は、両方のドライブを再フォーマットするため、すべてのデータが消去されます。デバイスをあるモードで使用していて、別のモードに変更する場合は、構成を変更する前に、ファイルを別のストレージデバイスにバックアップしてください。

注:デバイス構成を変更すると、WD ソフトウェア、すべてのサポートファイル、ユーティリティ、ユーザーマニュアルもすべて削除されます。変更した後、これらのファイルをダウンロードして、デバイスを元の構成に戻すことができます。WD ソフトウェアとディスクイメージを復元する

デバイス構成を変更するには

  1. コンピュータに複数のサポートデバイスを接続している場合は、変更したいRAID対応WDデュアルドライブストレージデバイスを選択します。
  2. [RAID管理]>[構成]を選択し、[構成]ダイアログを表示します。
  3. [Configuration (構成)]ダイアログで、変更するモードのオプションを選択します。

    WD Drive Utilitiesソフトウェアは、新しい構成を指定するボリュームダイアログを表示します。

  4. [volume(ボリューム)]ダイアログで、次の操作を行います。
    1. ボリューム名を変更する場合は、[ボリューム名]ボックスに変更する名前を入力します。
    2. 個々のドライブに変換している場合は、以下のオプションを選択して、各ボリュームのファイルフォーマットを指定します。
      • HFS+J
      • ExFAT

      注:RAID対応My Bookデバイスの個別ドライブボリュームダイアログで、「ドライブA」と「ドライブ1」はデバイス筐体の左(正面から見て)スロットに取り付けられているドライブを示し、「ドライブB」と「ドライブ2」のステータスは、実際のラベルに関係なく、デバイス筐体の右(正面から見て)スロットに取り付けられているドライブを示しています。

      ExFAT (extended File Allocation Table) 形式は、My Book Thunderbolt Duo、My Book VelociRaptor Duo、My Passport Proデバイス用のRAID構成はできません。

    3. デバイス構成変更時のデータ喪失の可能性に関する警告をお読みください。[了解しました]チェックボックスをオンにして、リスクを受け入れる旨を確認します。

      重要:デバイス構成を変更する前に必要なファイルを別のストレージデバイスにバックアップしてください。

    4. [構成]をクリックして、構成の変更を開始します
  5. パスワード確認画面が表示された場合は、パスワードを入力し、[OK] をクリックします。
  6. 構成の変更中:
  7. 初めて新しいボリュームに変換する場合、ドライブを使って Time Machine でバックアップするかを確認するメッセージが表示されます。


    注:
    Snow Leopard OS搭載のコンピュータでは、[バックアップディスクを暗号化]チェックボックスは表示されません。Lion、Mountain Lion、Mavericksシステムでは、My Book Thunderbolt Duo、My Book VelociRaptor Duo、My Passport ProデバイスのRAIDボリュームに関するこのチェックボックスを選択しないでください。RAID対応WDデュアルドライブストレージデバイスは、オペレーティングシステムを使用して、RAID構成を有効にします。ストライプとミラーのRAIDモードは、ソフトウェア構成済みで、バックアップディスク暗号化機能はソフトウェア構成済みのRAIDデバイスとは互換性がありません。

  8. Time Machineを使ったバックアップディスクとしてJBODモードを使用するには:
    1. 使用するボリュームを選択します。
      • My... – A または My... – 1
      • My... – B または My... – 2
    2. ご使用のコンピュータのOSに応じて、次の手順に進みます。
      • Snow Leopardをご使用の場合:[バックアップに使用]を選択して、手順 9 に進みます
      • Lion、Mountain Lion、またはMavericksをご使用の場合:
        • バックアップファイルを保護するパスワードを作成する場合は、[バックアップディスクを暗号化]チェックボックスをオンにして、手順 c に進みます。
        • パスワードを作成しない場合は、[バックアップディスクとして使用]を選択し、手順 9 に進みます
    3. [バックアップディスクとして使用]を選択し、表示された画面でバックアップパスワードを入力します。
    4. [ディスクを暗号化]をクリックして、手順9に進みます。
  9. 構成変更が完了したら、[OK] をクリックしてメッセージ画面を閉じ、次のセクションの「WDソフトウェアとディスクイメージを復元する」を参照してください。

WD ソフトウェアとディスクイメージを復元する

デバイス構成を変更すると、RAID対応WDデュアルドライブストレージ上の全データの削除だけではなく、WD ソフトウェア、サポートファイル、ユーティリティ、ユーザーマニュアルのファイルもすべて削除します。

コンピュータ上のWD ソフトウェアの削除もしくは再インストール、または他のコンピュータに移動したデバイスへのソフトウェアのインストールを行う必要がある場合、デバイスのWD ソフトウェアとディスクイメージを復元する必要があります。これを実行するには、ドライブの再構成後、ナレッジ ベースの回答 ID 7 をhttp://support.wd.comで参照してください。

関連項目: